デントリペアする環境は仕上がり精度を向上させる上で最も大事な要素です。

リペア環境の判断

ヘコミがどのパネルにあるのか?施工場所は屋外なのか?屋内なのか?
ヘコミがあるパネルの形状や状態などの車体上での環境は、リペアの施工時間や仕上がりに大きく関係してきます。
お客様に私達がリペアの可否、おおよその施工時間や仕上がり具合をお伝えする場合に、リペア環境の見極を重要視させて頂いております。


施工する環境で仕上がり精度は変わるのか?

屋外の明るい場所で見たヘコミの状態 デントリペアは、出張修理専門の業者様も多数います。
出張先でのリペア環境は様々です。
出来るだけ、屋根があり日差しをさえぎれる環境で作業させて頂いておりますが、場合によっては完全に屋外・・・という環境で作業する事もあります。
直射日光が当たる環境ですと、へこみを確認するだけでも大変・・・。
職人さんによってさまざまな工夫をして、(影を作り)へこみの状態が良く見える環境にしてから作業します。
同じ場所で影を作って見たヘコミの状態 同じ場所で、直射日光をさえぎり蛍光灯を使用すると凹みの状態が良く分かりますよね。
作業時間や仕上がりにも影響してしまう事なので、デントリペアにおいて「リペア環境」とは大変重要な条件の一つと言えるでしょう。
デントリペア業者さんに出張修理を依頼する際は、出来るだけ修理するパネルが影になる様な場所を提供して頂けると、作業時間短縮、仕上がり精度向上、などにより結果お客様の満足度も向上するか思います。


どのパネルにヘコミがあるか

埼玉のデントリペア専門店 デントリペアZ 自動車のパネルを大きく分けると、ルーフ、ボンネット、トランク、フロント・フェンダー、リア・クオーターパネル(リアフェンダー)、右左フロントドア、左右リアドア 各ピラー部分、ルーフ・サイド、サイドシル(ステップ)などのパネルから構成されています。
どのパネルに、どんなヘコミがあるのか、電話予約の際に施工店へお伝えしておくとおおよその作業時間等を教えてくれると思います。


パネルの材質は?

鋼板製、アルミ製のパネルがリペア対象。
ポリカーボネート、ABS、FRPなどの樹脂製のフェンダー、ボンネット、バンパー、ドアなどは対応外です。
アルミパネル・・・ボンネット、トランク、フェンダー、ドアなど燃費向上や軽量化などのために使われている車種があります。
リペアの作業的には多少やりにくい面はありますが、基本的には鋼板同様と考えています。
ただ、アルミ製ボンネットの場合、強度を得るため裏側が総二重張りの車種もあるためリペアが非常に難しくなる場合もあります(現行クラウン、プリウスなど)


パネルのどの部分か

各パネルの中でもデントリペアが施工可能な部分と可能でも難しい部分、施工不可の部分とあります。
ただし、ヘコミの状態や車のデザイン、構造によってはこの限りではありません。


施工が可能な部分
・パネル内の広い部分で、プレスラインなどの折り目からある程度離れている部分。


施工が可能であるが、難易度が高くなる部分。
・ パネルの周辺に近い部分(縁から5cm以内)
・プレスライン上、またはその周辺。理由はプレスの作用で鋼板が硬化しているため。
・ゆるいアール、または逆アールの形状の部分(ドアショルダー、ドアの下方部分、フェンダー上部など)
・内部に補強のインパクトビームやパイプなどの「骨」が入っている部分。
・各ピラー(不可の場合もあり)


施工が不可能また判断が難しい部分。
・パネル周辺などの縁部分。
・パネルの縁で、外板が折り込まれていて二重になっている部分
・完全な袋状の構造部分。
・強い折り曲げ形状のプレスライン上。


ピラーや袋状の構造部分

ピラー部分及び、ルーフサイドは内側のトリムを外し、既設の穴などを利用してリペアが可能ですが、構造上、二重、三重になっている場合もあります。
デントリペアツールが入らない場合は外側から引っ張りリペアすることも可能です。
袋状態の構造の場所は、見えない場所にドリルで穴を開けてツールをアクセスします。
いずれも、ヘコミの状態や場所によりできる場合、出来ない場合がありますのでデントリペア施工業者の判断が必要になります。


鈑金塗装などの修理痕にヘコミがある

パテ入れがしてある部分を裏側から突いた場合、割れが入る場合があります。
パテの厚さにもよりますが、かなりリスクが高いですので、できるだけデントリペアは行わない方がよいです。
デントリペア施工業者であれば、どのパネルに鈑金塗装跡があるのか?お見積りの段階で見極めることができます。


※ポイント
1、パネルの周辺部(縁から5センチ以内)はリペアの難易度が高くなる。
2、ドアなどの縁部分は折込がされていて、リペア不可。
3、プレスライン、アール形状、逆アールの部分は難易度が高くなる。
4、ピラー、ルーフサイドなどの細い部分は袋状であるが、施工可能な場合もあり。
5、ヘコミの場所が鈑金塗装での修理痕である場合、基本的にはリペア不可。


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